マーダーミステリーは犯人以外も嘘をつけますよ?
Rabbitholeの酒井りゅうのすけです。
皆さんはマーダーミステリーをプレイしていて犯人以外のプレイヤーが嘘を付けるか、付けないかというルールの違いに出会った事はありませんか?
僕は初めてプレイした時は「犯人以外は嘘がつけません。」というルールでした。その後、他のゲームの翻訳などを調べている際に嘘についての制限がないものに出会い、ふとゲーム内で使えない「嘘」と言うものに違和感を感じ始めました。
まさにタイミングを同じくしてRabbitholeの共同オーナーである白坂も同じ様なことをツイートし、それに「約束の場所へ」の発売元である台湾のゲームメーカー”Moaideas”さんが返信をされていました。
犯人以外嘘禁止!のマーダーミステリーは村騙り禁止!の人狼と近いとこがあるな〜。個人的には嘘禁止マーダーミステリーは制約が多くて窮屈になりがちな印象。
— 白坂 翔 – Sho Shirasaka (@shoshirasaka) August 21, 2019
実はマーダーミステリーは嘘つけないのルールがないです
— Moaideas@Spiel 5A123 (@moaideas) August 21, 2019
以下は”Moaideas”の代表Afongさんとのチャットでの話をまとめた物です。
酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
承知しました!記事にまとめますね!
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私が最初にマーダーミステリーを知ったのは中国のテレビ番組「明星大偵探」です。この番組で取り上げられているゲームの面白さにハマってしまいすぐにパッケージ化されている商品を取り寄せ遊んでみました。その番組の基本ルールは「犯人以外は嘘を付けない」でしたので、もちろんそれを参考に遊んでいました。
酒井りゅうのすけ
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しかしゲームをプレイしていると「嘘をつけないならこの秘密を隠すことは出来ないよね?」と言う局面に何度も出会いました。
酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
その状態で日本全国に流通している「約束の場所へ」に嘘がつけないルールが付いたまま広がってしまったんですね。これは早く訂正していきたいですね。
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酒井りゅうのすけ
もちろんシナリオ的な制限として組み込むのであればバランスが崩れない範囲でしたらありなんだとは思います。例えばあるキャラクターが「あなたは正直者でゲーム中に嘘を付くことは出来ません。」と言う様な設定を渡されるとかは良いかと思います。
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酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
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酒井りゅうのすけ
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「犯人以外は嘘を付けない」と言うルールは、テレビ番組用のルールから生まれた勘違いの歪みだった様です。
つまり基本的にはマーダーミステリーは全てのプレイヤーが自由に嘘を付くことができます。しかし犯人以外のプレイヤーにとって一番大事なことは真実を明らかにする事です。自身の目的の為にやむなく嘘を付く事もあるかとは思いますが、その嘘が犯人にとって逃げやすい隙間になる可能性、そして嘘がバレた時にアナタ自身が疑われると言うリスクも理解した上で嘘のあるマーダーミステリーを存分に楽しみましょう!!
MOAIDEAS GAME DESIGN
全国発売されたマーダーミステリー「約束の場所へ」や、店舗限定のマーダーミステリーシナリオ「業火館殺人事件」等を取り扱う台湾のボードゲームメーカー。もちろんマーダーミステリー以外にもボードゲームも多数取扱っている。
以前にマーダーミステリーに「嘘をつけない」なんてルールはないってツイートもされていたと思うのですが、発売された“約束の場所へ”にはそのルールがあるかと思います。これはどうしてなのでしょうか?