【プレイ後記】殺戮のリフト/堺東ヒカリゲームズ【ネタバレ無し】

2019.08.18

どうも!エレベーターとエスカレーターどっちがどっちか分からなくなっちゃうの方、酒井りゅうのすけです。

最近はありがたい事に新作のテストプレイなどに呼んでいただき沢山のマーダーミステリーシナリオと出会わせていただいております。誰よりも早くゲームが体感できるというとても魅力的なテストプレイですが、マーダーミステリーの一生に一度しか遊べないという特性のために本番環境では遊べないというジレンマが!!

そんな中での久々の本番環境プレイヤーの出来るチャンスがやってきたという事で時間も場所も無視して参加申請をさせていただきました!(ラッキーな事に大阪遠征中でしたが、まんまと最終電車は逃す時間でした笑)

会場は大阪堺東にあるヒカリゲームズさんでした。
堺東と聞いて勝手にとても遠いのではないかと思っていましたが、実は難波から電車で10分少々、駅からも徒歩8分程度と思っていたより全然近くて「ミナミからちょっと遊びに行こうかな!!」で気軽に行けるボードゲームスポットの一つですね!(流石に東京から気軽な距離ではないです!!)

今回の「殺戮のリフト」の和訳をされたのは「王府百年」の和訳も担当されておられた翻訳家の水谷さんです。ゲームマスターも当日は担当いただきシステムを熟知されているお陰でとても安心感のある進行でした。

「殺戮のリフト」の特徴の一つに14,5ページにも及ぶ個人キャラクターシナリオというハードボイルド気味な短編小説ぐらいのボリュームの設定の深さがあり、1週間ほど前に各プレイヤーに資料が事前に配布されました。(お陰でキャラクターと同じ小道具を仕込んで来られる方なども!)

そして5名専用のシナリオに次々に登場するNPCキャラクター達。総勢20人近くがドラマに絡んでいたのではないでしょうか。そんな幾重にも重なる人間関係を紐解きつつ、時にはそれぞれが抱える裏の顔や秘密などもカミングアウトされていく3時間(厳密には他のマーダーミステリーと全く違った時間の概念が組み込まれているのでプレイタイムの振れ幅は大きそうです。)

5人だけでたっぷりと時間を使い物語世界を堪能させていただけるという贅沢な体験でした。今までに体験したマーダーミステリーに比べるとグッと物語濃度の濃い作品でした。

いまのところ次回どこで体験できるのかというスケジュールは分からないようなのですが、翻訳家の水谷さんのツイッター(@t_mizutani)をウォッチしておくとそのチャンスに巡り会えるかもしれません。

「殺戮のリフト」プレイ済みの方のツイート

ryunosuke

物語の世界に対する「没入感」という感覚が好きで、演劇を作ったり、テーマパークのアトラクションを作ったりしています。 ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」 マーダーミステリー専門スペース「Rabbithole」 演劇ユニット「聖地ポーカーズ」
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