マーダーミステリーっぽい!?リアル脱出ゲーム”十人の憂鬱な容疑者”【ネタバレなし】

2019.10.01

「SCRAPの”十人の憂鬱な容疑者”ってやりました?酒井さんが最近やってるマーダーミステリーに似た感じのリアル脱出ゲームですよ!」

友人に教えていただいたので、それは体験してみなきゃ!って事で早速!

やってきました名古屋!
ナゾ・コンプレックス名古屋!全国で現在(2019.9)公演を行なっているのがこちらだけなのです。

ストーリー

『ねぇ、ひょっとして、私たちの中に犯人がいるってこと?』

あなたのもとにある日、洋館への招待状が届く。
差出人の名前も書いていないが、あなたはその招待に応じないわけにはいかなかった。 そこには、身も凍るような言葉が書かれていたからだ。
「12年前のことは忘れない。来ないと殺す」と。
あなたは、びくびくしながら、招待された洋館にたどり着く。
そこには、あなたと同じ招待状を握り締めた9人の人物があなたを待っていた。それぞれが何らかの理由で、この場所に集められたようだ。
全員が揃うと、扉はばたんと閉じる。
そして、スピーカーから声が流れる。
「今日は私の催すパーティーに来てくれて感謝する。さて、早速だが君たちにプレゼントがある。この謎だ」
「謎を解け。1時間以内に解けなければ殺す」
すべての謎が解けたとき、衝撃の事実が判明する!

もちろんネタバレは出来ないので詳細な事はかけないのですが、導入ストーリーやゲームスタイルなどスタート段階では完全にマーダーミステリーが始まるやつやん!!と錯覚してしまう様な構成でした。

しかし体験してみると、見事にこれもリアル脱出ゲームでした。同じ様な構成で始まったゲームがちゃんとリアル脱出ゲームとしての体験価値を生み出しているのが見事ですね。(もちろんマーダーミステリーが今の様に流行るずっと前から公演されているのですが。)

ゲームとしてはとっても楽しかったです。マーダーミステリーが好きな人にオススメ出来るかというと別のゲーム体験なので必ず楽しめますというのは厳しいかなと思いますが、とてもバランスが良くまとまっており通常のリアル脱出ゲームとはパターンの違う亜種とはいえ良作と言える作品だと思います。

ちょっとでも気になった方はトライしてみるのをオススメいたします!気になったなら、気にいると思いますよ!

“十人の憂鬱な容疑者”詳細サイト

まぁ、僕は攻略は失敗したんですがね…。

ryunosuke

物語の世界に対する「没入感」という感覚が好きで、演劇を作ったり、テーマパークのアトラクションを作ったりしています。 ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」 マーダーミステリー専門スペース「Rabbithole」 演劇ユニット「聖地ポーカーズ」
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