『ラピスラズリの囁き』【テストプレイ/フェーダー紹介】

2019.10.26

ラピスラズリ、ラピスラズリ、ラピスズ、、、。(噛んだ)

Rabbitholeの酒井りゅうのすけです。
少し前ですが、オリジナルゲーム制作集団「ラピラボ」さんが作られたマーダーミステリー第1作目の「ラピスラズリの囁き」のテストプレイに参加させていただきました。

あらすじ

舞台「ラピスラズリの囁き」のゲネプロ公演で、主演女優が命を落とす。物語のクライマックスシーンをそのまま再現したかのように。 果たして、彼女の死の真相とは…。

劇場の見取り図や、公演される予定の舞台の概要チラシの様な小物もしっかりと用意されており世界観を作り上げておられます。舞台裏の地図のおかげでシナリオの中の自分の動きがとても分かりやすくなります。

フェーダー紹介

フェーダー紹介とは、マーダミステリーに特徴的な部分を定性的・定量的に紹介するものです。

・GMあり-GMなし

システム的にはGMがいた方が若干良さそうな演出が含まれています。
そして現状パッケージ販売の予定が無いようですのでGMが不在の状態でのプレイはありえなさそうです。

・専用スペース-自宅

専用スペースとまではいかないですが、出張マーダーミステリーでの開催がメインになっていきそうです。自宅に出張してもらえるかは貴方次第かも。

・ウソあり-ウソなし

このシナリオも、全てのキャラクターが自由にウソをつくことが出来ます。
ウソをついて個別に隠したい事情をごまかすことはできる自由度の高さはしっかりありますが、ウソをつくということは真実からは遠のくリスクも膨らみます。

・参加人数と最低参加人数

基本的には7名固定でのプレイとなっています。

・犯人の特徴

(ここでは秘密です。)

・探偵

探偵キャラクターのいるシナリオではありません。

・時間

実プレイはインスト30分、前半60分、後半60分だったかな?(テストプレイ時なので変更の可能性も大いにあります。)そして大盛り上がりのエンディングから解説で30分程度かと。なので3時間ちょっとで体験出来そうなイメージ。

・キャラクターロールプレイ

とても分かりやすいキャラクター設定なので役になりきってたっぷりロールプレイしていくと楽しそうです。

・ギミックの種類

-アクションポイント
自分がもっているアクションポイントを使うと情報が手に入る。

-読み合わせ
全キャラクターで同時に読み合わせを行います。

-密談
最大3人で密談をします。

-全体ミッションと個別ミッション
犯人を見つけるという以外に、個人にポイント制のミッションがいくつかあります。

オススメポイント

・イメージのしやすい設定と世界観、そしてメリハリの聞いた設定のキャラクター達で構成されているので、どのキャラクターに入っても楽しめそう。

・初めてのマーダーミステリーにもオススメの展開です。
ちょっとした仕掛けがされたシーンがあり、とてもユニークな仕掛けになっており説明された時からワクワクが止まらなくなります。

・広く受けるシナリオだと思います。そして上記のユニークな仕掛けが本当に素晴らしすぎます。是非、パクr…参考にさせていただきたい。

現在はサークルの友人、またはその紹介でのみの出張公演をベースに動かしておられるそうで、遭遇率はちょっとレアなシナリオかもしれませんが、参加できそうなチャンスに出会ったら是非迷わず飛び込んでもらいたいオススメの作品です。

ryunosuke

物語の世界に対する「没入感」という感覚が好きで、演劇を作ったり、テーマパークのアトラクションを作ったりしています。 ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」 マーダーミステリー専門スペース「Rabbithole」 演劇ユニット「聖地ポーカーズ」
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